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平城京
「平城京〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
平城京の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死者の書」より 著者:折口信夫
いた。でも、彼の心のふさぎのむしは迹を潜めて、唯、まるで今歩いているのが、大日本
平城京の土ではなく、大唐長安の大道の様な錯覚の起って来るのが押えきれなかった。此....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
内大臣まで進んだ。「菅原の里」は大和国|生駒郡、今の奈良市の西の郊外にある。昔は
平城京の内で、宿奈麿の邸宅が其処にあったものと見える。一首は、大海の水底のように....
「モルガンお雪」より 著者:長谷川時雨
り、 「紋は何にしましょう。」 お雪さんは平安の都の娘だからも一つ古くいって、
平城京の奈良という訳でもあるまいが、丸に鹿の紋を染めることにした。鴨川《かもがわ....
「法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
、以てその妄想に過ぎざる所以を明らかにせんと試みたのであった。かくてこの年十二月
平城京址調査の目的を以て奈良市に出張した際に、北畠男爵から招致せられて猛烈なるお....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
役の人夫であったのであろう。北山から山城へ越える坂を奈良坂という。古えの奈良坂は
平城京から北へ越える所で、今の歌姫越に当たり、今の奈良坂は古えの般若寺越で、『源....