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平塚らいてう
「平塚らいてう〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
平塚らいてうの前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ふもれすく」より 著者:辻潤
ともなく、訪問をしようとする気も起こらなかった。 大杉君が「近代思想」を始め、
平塚らいてう氏が「青鞜」をやっていた。僕は新聞の記事によってらいてう氏にインテレ....
「含蓄ある歳月」より 著者:宮本百合子
値を深く感じます。何故なら、作家野上彌生子の年齢的同時代としては、谷崎潤一郎だの
平塚らいてうだの、僅六歳の年長者として永井荷風等があり、それらの人々の生活内容と....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
程を、今井邦子はその人らしい抒情で「樋口一葉」のうちに辿っている。それと反対に、
平塚らいてうが、大正二年出版の『円窓より』の中で「彼女の生涯は女の理想(彼女自身....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
説」が志賀直哉によって現代文学の主流とされるまでに完成されてゆくことにもなった。
平塚らいてう、尾竹紅吉などによっておこされた青鞜社の運動がその本質はブルジョア婦....
「若き世代への恋愛論」より 著者:宮本百合子
協せざるを得ない歴史の遺産が彼の心の中にあって生きていた。 当時、まだ若かった
平塚らいてう氏と森田草平氏とが、ダヌンツィオの影響で、恋愛は死を超えるものか、死....
「平和の願いは厳粛である」より 著者:宮本百合子
に多くの頁をさいていることもわたしたちすべての女性のきょうの要求にぴったりする。
平塚らいてうさんが本紙のために書いていられる「非武装の平和」には、三度もくりかえ....
「婦人改造の基礎的考察」より 著者:与謝野晶子
た立派な成績を示しているのを見れば、第一の反対説は消滅すべき運命を持っています。
平塚らいてう、山田わか両女史はその御自身の経験を基礎として、第一の反対説を唱える....
「心から送る拍手」より 著者:宮本百合子
た個人主義的なこれまでの文士気質を一しゅうするものであります。 作家森田草平が
平塚らいてうとの恋愛事件をとりあつかった「煤煙」という小説をかいたのは明治の末で....
「平塚明子(らいてう)」より 著者:長谷川時雨
愛なさいまし、らいてうさま。 ――大正十二年七月―― 附記 明治四十四年十月、
平塚らいてう(明子)さんによって『青鞜』が生れたのは、劃期的な――女性|覚醒《か....
「芳川鎌子」より 著者:長谷川時雨
でさすがに立派な意見だと頷《うなず》かれたのは、与謝野晶子《よさのあきこ》女史と
平塚らいてう氏であった。山川菊栄《やまかわきくえ》女史はどういう風に見られたか、....
「日記」より 著者:宮本百合子
が、如何に実力とならないものであったかを思わずには居られない。 七月六日(水曜)
平塚らいてう氏の新婦人協会が瓦解したと云う報道が新聞にある。 同性の微力を寂し....