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平安京
「平安京〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
平安京の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「飛騨の顔」より 著者:坂口安吾
良京の終りごろにはどうやらヒダにも国司を置いて税をとることもできるようになった。
平安京をつくる時にはヒダからとる税はヒダのタクミだけです。山国のヒダに物資が少い....
「紫大納言」より 著者:坂口安吾
の澱みをわけて飛び交うばかりであった。 恋のほかには余分の思案というものもない
平安京の多感な郎子であったけれども、佳人のもとへ通う夜道の危なさには、粋一念の心....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
の史実が語っております。つまり主として天智後の戦争のたび、又はその平定後、そして
平安京が本当に安定する頃までの期間というもの、それらの国々に対し、またその時々の....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
このころから地下にくぐったことが分るが、日本地下史のモヤモヤは藤原京から奈良京へ
平安京へと移り、やがて地下から身を起して再び歴史の表面へ現れたとき、毛虫が蝶にな....
「なよたけ」より 著者:加藤道夫
とも三十人以上であること) 時 今は昔、例えば平安朝の中葉 第一幕 例えば
平安京の東南部。小高い丘の上。丘の向う側には広大な竹林が遠々と連なっているらしい....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
り云々」と書いてある。『古語拾遺』の著者などはそれよりまたずっと昔において、既に
平安京初期の文化を悪評しているのである。老人が静かに追憶の中に老い去ろうとする際....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
う専任の者が必要であります。そして京都三条の南、鴨河の東の天部部落の如きも、この
平安京時代の京内の余戸の残りで、班田にも入らず、役所が潰れて扶持離れがしては、世....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
野二郡の古代の条里制の研究から、ほぼその位置を推定することが出来る。中にも佐比は
平安京右京第二縦大路(西大宮大路の次)なる、佐比大路の名と関係のあるものらしく、....