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「平忠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

平忠の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
長篠合戦」より 著者:菊池寛
陣は大久保|忠世兄弟、本多忠勝、榊原康政承り、右翼の軍には石川数正、酒井忠次、松平忠次、菅沼定利、大須賀康高、本多忠次、酒井|正親等あり、総勢八千である。信長|....
島原の乱」より 著者:菊池寛
九間島原藩、次に十九間久留米藩、次百九十三間佐賀藩、次四十間唐津藩、次三百間は松平忠之兄弟、長蛇の陣はひしひしと原城をとり囲んだのである。信綱、氏鉄並に、板倉重....
大阪夏之陣」より 著者:菊池寛
しめ、岡山口の先陣を前田利常、天王寺口のそれを本多|忠朝に定む。然るに悍勇なる松平忠直は、自ら先登を企てた。前日、家康に叱られて、カッとなっているのである。「公....
真田幸村」より 著者:菊池寛
来て、今朝のと旗の色変りたるもの、人衆二万ほど竜田越に押下り候、と告げた。これ松平忠輝が軍兵であった。幸村|虚睡りしていたが、目を開き「よしよし、いか程にも踰え....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
袋に入れて二百人でこれへ運びました、天下一の名石でございます。 これが琴平石、平忠度《たいらのただのり》の腰掛石、水の流れのような皺《しわ》のあるのがなんか石....
小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
もようやく鎮まると、あくる寛永十六年に姫路の城主本多政朝は因州鳥取に移されて、松平忠明が代って姫路に入城することになった。忠明がそのおん礼として江戸に登城すると....
小坂部伝説」より 著者:岡本綺堂
川時代になってからも、ここの城主はたびたび代っている。池田の次に本多忠政、次は松平忠明、次は松平直基、次は松平忠次、次は榊原政房、次は松平直矩、次は本多政武、次....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
しに京都へ押し出てくる。このようにして、地方の国司から出て太政大臣まで経のぼった平忠盛清盛父子二代のうちの平家の地位の昇り方というものは一ばん目に立つのであるが....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
弁当、焼米、丈夫な草鞋三ぞくほど、支度をたのむぞ」 保元物語に見える伊勢武者の平忠清は、この古市の出生とあるが、今は、並木の茶汲み女が、慶長の古市を代表してい....