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平民新聞
「平民新聞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
平民新聞の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自叙伝」より 著者:大杉栄
かりじゃない。さらにその翌年、DとSとがその非戦論のために新聞を出て一週刊新聞(
平民新聞)を創めて、新しい社会主義運動を起した時、それに馳せ加わった有為の青年の....
「反戦文学論」より 著者:黒島伝治
で非難した。国を挙げて戦争に熱狂していた頃である。戦争反対を声明したのは、僅かに
平民新聞だけであった時代である。作者は、桂月の非難に弁解して、歌は歌であって、自....
「道標」より 著者:宮本百合子
への侵略戦争反対のアッピールをなすったことや、大会が戦争反対の決議をしたことや、
平民新聞が戦争反対したことや――古いことは、割合しられているんじゃないでしょうか....
「獄中記」より 著者:大杉栄
たのだから、万事に馴れていて好都合だ。」 僕は当時われわれの機関であった『日本
平民新聞』の編集者で、その後幸徳と一緒に死刑となった森近運平に宛てて、こんな冒頭....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
とが若い世代の動きとして共通した脈絡をもち得なかったことには、末期の『青鞜』に『
平民新聞』廃刊後のアナーキズムの色が流入したからというばかりでない内奥の理由もあ....
「獄中生活」より 著者:堺利彦
目になれば、まず呼出されて教誨師の説諭をうけた。教誨師というのは本願寺の僧侶で「
平民新聞というのはタシカ非戦論でしたかな、もちろん宗教家などの立場から見ても、主....
「私たちの建設」より 著者:宮本百合子
が制定されて女子の政治運動を禁止した。一九〇三年(明治三十六年)堺利彦等によって
平民新聞が発刊されたとき、この治安警察法第五条を撤廃させようとして、堺ため子が議....
「赤旗事件の回顧」より 著者:堺利彦
んきたならしく両派の間に交換されていた。しかし山口君は、その前年皆が大合同で日刊
平民新聞をやっていたころから、いくばくも立たないうちに入獄したので、この憎悪、反....
「獄中消息」より 著者:大杉栄
にでも取りにやらせろ。仙台に行っている筈のことを忘れるな。 『社会新聞』と『大阪
平民新聞』とは、もし送って来なければ前金を送れ。そして保存して置け。 山川の獄....
「明治の戦争文学」より 著者:黒島伝治
した。幸徳、堺は「万朝報」を退社し、「平民社」を創立した。そして、十一月十五日「
平民新聞」第一号を発行した。これには、毎月欠かさず××の記事が掲載された。三十八....