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「平水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

平水の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
の岸に着く。 飛び上った道庵は、月の光で朧気《おぼろげ》に立札の文字を読むと、平水の時は一人前五十文と書いてある――そこで百文の銭を取揃えて、舟板の上に並べて....
宝島」より 著者:佐々木直次郎
そして、実際、衣服こそ粗末でものの言い方もぞんざいではあったけれども、彼には平水夫らしいところは少しもなく、平生人をこき使ったりぶん殴ったりし慣れている副船....