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「平語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

平語の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
ことこまかに描破し脚色していったものである。だが一般の概念だと、その史嶺は源語や平語の時代よりもなにかはるか遠くにかすんで見えるのであるらしい。つまり身近に寄っ....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
返した。状勢の誤認と油断と狼狽の三つが、平家大敗の原因とされている。「盛衰記」「平語」など諸書一致しているが、このへんには複雑な敗因がべつにあることはいうまでも....
こども風土記」より 著者:柳田国男
のつの/\何本あるや 三本あるわ よう当てた というのがある。「あるや」は児童の平語でないだけに、自然には生まれなかったもののように思われる。大津から京都へ越え....