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平野屋
「平野屋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
平野屋の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三人の師」より 著者:上村松園
ころがあった。 毎月十五日には鈴木百年・鈴木松年の両社合併の月並会が丸山公園の
平野屋の近くの牡丹畑という料亭で開かれたが、各自が自分の得意の絵を先生にお見せす....
「勧善懲悪」より 著者:織田作之助
る。 ところが、ある年の暮、いよいよ押し詰まって来たのにかかわらず、蔵元町人の
平野屋ではなんのかんのと言って、一向に用達してくれない。年内に江戸表へ送金せねば....
「新古細句銀座通」より 著者:岸田劉生
店のあるところである。ここがせんべの売りどころという、塩せんべの田丸屋や袋物屋の
平野屋など有名である。 二十一、二年前は今の
平野屋よりもうちょっと四丁目よりの....
「前記天満焼」より 著者:国枝史郎
現われたのは若侍で、つつましく膝を進めたが、すぐに小声で話し出した。 「いよいよ
平野屋では例の物を、江戸へ送るそうでございます」 「ふうんそうか、いよいよ送るか....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
鹿島、尾張屋、白木、大丸といったような、大阪で鴻池《こうのいけ》、炭屋、加島屋、
平野屋、住友――京の下村、島田――出羽で本間、薩摩で港屋、周防《すおう》の磯部、....
「元禄十三年」より 著者:林不忘
があった。 「へっ、殿様、御機嫌伺い。」 お錠口御免の出入りの小間物屋だった。
平野屋茂吉が、ずかずかはいってきていた。 「一大事|出来《しゅったい》。平茂《ひ....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
言ったというんですな」 深川、霊巌寺門前町《れいがんじもんぜんまち》の葬具屋、
平野屋の店さき。 上り框へ腰をかけた顎十郎に応待しているのは、ひと掴みほどの白....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
は武芸が好であった。 矢川氏ではこの年文一郎が二十一歳で、本所二つ目の鉄物問屋
平野屋の女柳を娶った。 石塚重兵衛の豊芥子は、この年十二月十五日に六十三歳で歿....
「陣中日誌(遺稿)」より 著者:山中貞雄
れはお読みになってからで結構ですからお送り願います。(金は憲坊に頼みました)先づ
平野屋のいもぼうの缶詰(ッてのがあるそうです)黒のとろろこぶ、花かつを、懐中じる....