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平門
「平門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
平門の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
がたいのを思って密奏したとの疑いから、攘夷派の人たちから変節者として目ざされ、朔
平門の外で殺害された事変は、ことに幕府方を狼狽せしめた。石清水行幸のおりにすでに....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
が何者を斬ったかというのはこうである。 これより先、五月の二十一日に、京都|朔
平門外《さくへいもんがい》、猿ヶ辻というところで、姉小路少将公知《あねこうじしょ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の人がいると、舌を捲いたのかも知れません。 十津川《とつがわ》の時の中山卿、朔
平門外《さくへいもんがい》で暗殺された姉小路卿、洛北《らくほく》の岩倉卿、それら....
「三国志」より 著者:吉川英治
人が、 「彼らも、帝座の重きことはわきまえておりましょう。この上は、帝ご自身、宣
平門の楼台に上がられて、乱をご制止あそばしたら、鎮まるだろうと思います」と奏請し....