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年利
「年利〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
年利の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浴槽の花嫁」より 著者:牧逸馬
な事業に投資していたので、ベシイ・コンスタンス・アニイ・マンディの実際の所得は、
年利わずかに百ポンドにもつかなかった。が、ベシイ・マンディは、明らかに保守的な、....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
芸術界に於ける翁の威望はどの範囲にまで及んでいたであろうか。 嘉永七年(安政元
年利春三十八歳)三月。福岡市天神町水鏡天満宮二百五十年御神祭につき、表舞台(今の....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
救われたものの私は氏の都合が気になって後で訊くと、 『いや、あの金は日歩十五銭(
年利五割五分)の高利貸の金ですよ。あなたには毎度融通してもらっているから、たとえ....
「純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
約を結び、これにより彼らは十年間七、〇〇〇フランを貸与する義務を負い、私は彼らに
年利五分を支払う義務を負う。そこで彼らは出資社員となる。私は、私自身に対する出資....
「屋根裏の犯人」より 著者:坂口安吾
この銀をひかれて一年間ただ遊ばせた利子は母家から返済していただかねばなりません。
年利一割半の算用で、ちょうど今日が満一年目、元日に半刻かかっても二年目の利子をい....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
得らるる便宜があるので、その金は僅かに五分の利子である。ところが普通チベットでは
年利一割五、六分位で高利は三割位だそうです。この官吏官僧の借りる金は年五分利であ....