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「年鑑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

年鑑の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
読書法」より 著者:戸坂潤
一月程前に出る筈だったのを、編集者側と出版者側との夫々の都合でおくれたので、文芸年鑑其の他よりも一月後になったのは残念だったが、来年度からは用意を手回しよくして....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
して、何国軍だか、見当がつかないのか」 「はあ、骸骨軍という軍隊は、いかなる軍事年鑑にも出ていませんので……」 「そりゃ分っとる。しかし、何かの節から、何処の軍....
めでたき風景」より 著者:小出楢重
作用を起こすのと、陽気が秋に入って身内に変化をおよぼすのと、心身の疲労が重なり例年鑑査の中程から必ず下痢を催すのである。懐炉を腹にあてて残暑の炎天を上野へ急ぐ辛....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
削除となったものは、単行本で四十数冊であり、雑誌で七十数件である(東京堂編『出版年鑑』昭和十一年版)。両者ともその八〇パーセント以上が思想関係によるものと判定さ....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
例によってそれを教えてくれなかった。彼は腹をたてたがどうにもできなかった。最後に年鑑によって手掛りを得ようと思いついた。果たしてそれが見つかったので、すぐに詩人....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
人間らしいところだった。 たやすく察せらるるとおり、ジャヴェルは、司法省の統計年鑑のうちに無頼漢と朱書せられてる一種の階級からは非常に恐れられていた。ジャヴェ....
アインシュタイン」より 著者:寺田寅彦
の中にいっぱいにたまっていたものが大河の堤を決したような勢いで溢れ出した。『物理年鑑』に出した論文だけでも四つでその外に学位論文をも書いた。いずれも立派なもので....
学生と生活」より 著者:倉田百三
してもらいたいものだ。 ところで今日娘たちの好みは果していいであろうか。その青年鑑賞の目は信頼するに足るであろうか。反対に青年たちの娘たちへのそれはどうであろ....
魔都」より 著者:久生十蘭
な名前の新聞はついぞ我々の家庭には舞い込まぬから、御存じのない方もあろうが、新聞年鑑を見ると「夕陽新聞」というのは確かに存在することになっている。夕刊四ページ毎....
新西遊記」より 著者:久生十蘭
いうのはどんなところかと聞かれたら、知らないと答えたろう。近年ウーヘッドが「支那年鑑」で、西蔵の面積は一、一九九、九九八平方粁、人口約六、五〇〇、〇〇〇と発表し....
学校教育における図書館の利用」より 著者:佐野友三郎
綴字、熟語、音節法を授け、 第六学年地理科において前学年の復習と共に地図、世界年鑑の使用法を、読方科において件名、著者名、書名牌子の区別及牌子目録、少年文芸辞....
スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
有物だったが、その他に、コットン・マザー老の「魔術の歴史」と、ニューイングランド年鑑一冊と、夢と易についての書物一冊があった。この最後の本には大判の洋罫紙が一枚....
艶色落語講談鑑賞」より 著者:正岡容
であるが、わが東京パレスにもそろそろ昔の吉原細見のよう、写真入りでダンサー一覧の年鑑を売り出す必要がありはしまいか。そうしたら、私のいわゆる「目にのこる」人の行....
国会図書館のこのごろ」より 著者:中井正一
いる。 国内の出版物の出版物目録は、月刊で出しているが、これを集めて今年末には年鑑を出す予定になっている。戦後はじめて完全な出版物目録ができるわけである。その....
年譜」より 著者:原田義人
察』をローヴォールト社から出版。『判決』をブロートの発行していた「アルカーディア年鑑」に発表。二月十一日、友人ヴェルチュ宅で『判決』を朗読。三月、『火夫』(『ア....