幾何学的精神[語句情報] » 幾何学的精神

「幾何学的精神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

幾何学的精神の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
読書法」より 著者:戸坂潤
く暴露されて来つつあるという。なぜかというに、ヒューマニズムに対立する文化意識は幾何学的精神であり、完成と厳粛と明確との硬質を有つものである。之によらなければビ....
認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
」は、決してデカルト風に明白であり得ない。 パスカルはもう一層皮肉である。彼は幾何学的精神と繊細なる精神とを区別して、デカルト風の明白説の不明白な点を、おのず....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
とを云っていたが、その意味は私にはよく判らなかった。けれども、とに角、彼には所謂幾何学的精神と繊細な精神はあっても、工学的精神は至極鈍感だということがハッキリ見....
辞典」より 著者:戸坂潤
アイヤールの僧院の論理学なるものがあるが、この僧院に暮した一人であるパスカルは、幾何学的精神と繊細な精神とを区別した。夫と之との間には一脈共通なものが発見される....