幾返り[語句情報] » 幾返り

「幾返り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

幾返りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
角《かど》まで行ったりして、只今《ただいま》は低く、只今のはハッキリと聴えたと、幾返りか報告した。 聴えないというものはない。箏の音とは、はッきりわかりませぬ....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
け夕けの二度を本則とし、日中の食事は田植の日、または改まった力仕事の日に限って、幾返りも供与したばかりであった。それを自分らごとき朝寝坊までが、必ず三度食うべし....