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広州
「広州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
広州の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
うを以て、南安の郡守|陳香泉の序、江西の廉使劉在園の評、江西の学使|楊念亭の論、
広州の太守|葉南田の跋を得て世に行わる。幻詭猥雑の談に、干戈弓馬の事を挿み、慷慨....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
鸚※《おうむ》のごとく八足あり〉、また『類函』四四九に『紀聞集』を引いて天宝四載
広州海潮に因って一蜈蚣を淹《ひた》し殺す、その爪を割《さ》きて肉百二十斤を得とあ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
か飛び去った。彼は獄につながれて死んだ。 韓氏の女 明の末のことである。
広州に兵乱があった後、周生という男が町へ行って一つの袴(腰から下へ着ける衣である....
「惜別」より 著者:太宰治
膠州湾租借を始めとして、露西亜は関東州、英吉利はその対岸の威海衛、仏蘭西は南方の
広州湾を各々租借し、次第にまたこれらの諸国は、支那に於いて鉄道、鉱山などに関する....
「環礁」より 著者:中島敦
黄の鮮やかなヒビスカスは、一般に仏桑華《ぶっそうげ》といわれているが、王漁洋の「
広州竹枝」に、仏桑華下小廻廊云々とある、それと同じものかどうか。広東《カントン》....
「老狸伝」より 著者:佐藤垢石
る。そのとき撃ち取った羆を友人数名と共に、小石川富坂の富士菜館へ持ち込み、南支の
広州からきた料理人の手にかけて、十数種類の支那料理にこしらえ、さまざまに試食した....
「たぬき汁」より 著者:佐藤垢石
山の噺をきいてからというもの、狸汁について深い興味を持ちはじめたのである。南支の
広州に、三蛇会料理というのがある。これは蝮、はぶ、こぶらの三毒蛇を生きながら皮を....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
ら一望すれば果てはなく、広東全市の風と月の鑑賞の権利を一人占めにした思いである。
広州の路は碁盤のように区画されて家が立ちならび、珠江には木の葉を散らしたように小....