広敷[語句情報] »
広敷
「広敷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
広敷の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
いましたに、縁有って昨年の三月五日、牛込軽子坂に住む飯島平左衞門とおっしゃる、お
広敷番の頭をお勤めになる旗下屋敷に奉公|住を致した所、其の主人が私をば我子のよう....
「放生津物語」より 著者:田中貢太郎
介成政が、小百合と云う愛妾と小扈従竹沢某との間を疑って、青江の一刀で竹沢を斬り、
広敷へ駈け入って小百合の長い黒髪を掴んで引出し、それを神通川へ持って往ってさげ斬....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
二人、すぐ駕になって、駕脇に、四人の女、後ろに胡床《こしょう》、草履取り、小者、
広敷番、侍女数人――と、つづいて来た。
軒下に居並んでいた人々が、手をついた。....