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「広西〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

広西の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
れは折りおりに見ることで、すなわち洞庭の神であると舟びとが説明した。 ※蛇広西地方には※蛇というものがある。この蛇は不思議に人の姓名を識っていて、それを呼....
十二支考」より 著者:南方熊楠
内に毛生ず、三歳に至らざるに、大宛馬《だいえんば》とほぼ同じ〉。また三二二巻に、広西の竜馬|窩《か》旧伝に、烟霧中怪しき物ありて、馬を逐《お》い走る事飛ぶがごと....
小翠」より 著者:田中貢太郎
あまりして王は給諌の党から弾劾せられて免官になった。王の家に一つの玉瓶があった。広西|中丞が小さな過失があって譴責を受けた時に賄賂として贈って来たものであった。....
馬庭念流のこと」より 著者:坂口安吾
薬を売るための客寄せにやって見せるだけで、本当の唐手使いではない。 私は唐手の広西五段(唐手では現在五段が最高位である)に、この香具師の竹割りを訊いたことがあ....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
ば、いかな剣の巧者でも十三のサチコにしてやられるのが当然なのである。 カラテの広西五段は日本カラテ界の最高峰の一人だが(名人の次には五段が最高位である)杖術に....
明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
縁日なぞで、紙にブラ下げた青竹を木刀で割って見せて、薬なぞ売ってる。これを唐手の広西五段(唐手では現在五段が最高位)に訊いたら、 「あれは一週間も練習すると誰で....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
わせてすべて二十四人であった。泉州は福建省に、台州・衢州は浙江省に、竇州・藤州は広西省にある。胡国は西域の汎称に用いられ、崑崙国はコーチンチャイナ(仏領インドシ....
三国志」より 著者:吉川英治
かろうかと思う。 孟獲がその蛮都たる中部を離れて、孔明の遠征軍をわざわざ貴州・広西省境あたりから迎えて、悪戦劣戦を重ねたのも、要するに彼が示唆してうごかした蜀....