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「庄五郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

庄五郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
阿部一族」より 著者:森鴎外
かみ》の裔《すえ》である。初め蒲生賢秀《がもうかたひで》にしたがっていたが、和田庄五郎の代に細川家に仕えた。庄五郎は岐阜、関原の戦いに功のあったものである。忠利....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
あつめるように摺り寄ってささやいていた。 「いいか、牛込水道|町《ちょう》の堀田庄五郎、二千三百石、これは浅井因幡守の叔父だ。それから京橋南飯田|町《まち》の須....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
一 芝、田町《たまち》の鋳掛屋《いかけや》庄五郎が川崎の厄除《やくよけ》大師へ参詣すると云って家を出たのは、元治元年三月二....
」より 著者:佐左木俊郎
、言われしたちゃ。」 「ほんではほら、山芋でも持って行ったらいがべちゃあ。俺家の庄五郎が、頭痛みをした時も、蕨を少し持たせでやったら、毎日来てけしたで……」 ....
梟雄」より 著者:坂口安吾
者となることもあながち夢ではない。 彼は寺をでて故郷へ帰り、女房をもらい、松波庄五郎と名乗って、燈油の行商人となった。 まず金だ、と彼は考えたのだ。仏門も金....
恨みの蠑螺」より 著者:岡本綺堂
後の町人風の男は、京橋の中橋広小路に同商売の菓子屋を営んでいる松沢という店の主人庄五郎であった。 「おや、お珍しいところで……。お前さんも御参詣でしたか。」と、....