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床山
「床山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
こにこしていた。
「親方、来ていますぜ」
「どなた? お二人の方たち?」
と、
床山《とこやま》に鬘《かつら》をはずさせながらたずねると、
「いんえ、あれでさ―....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
というと、そこで在郷の役者連が衣裳、かつらの真最中で、それをお師匠番が周旋する、
床山《とこやま》がかけ廻る、その光景はかなり物珍しい見物《みもの》でした。それを....