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序品
「序品〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
序品の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
左の指を刺して、そこから滲《にじ》み上る血汐を筆に染めて、法華経《ほけきょう》を
序品《じょぼん》から写しはじめました。 今宵もまた、行燈の下で針を出して、左の....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
大検挙のうわさも同時に聞えていた。 黄門どのが、それまで日課として来た“法華経
序品”の写経を、さらに専念しだしたのは、それからで、たちまち五月末には全八巻を写....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
言うまでもなく法の師である。便宜上『仏教大辞典』引用の文句を拝借すると、『法華経
序品』には、「常修法之師也」ともみえている。その言うところ区々ではあるが、要する....