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「序説〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

序説の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
デカルトと引用精神」より 著者:戸坂潤
hode〕 である(之は屈折光学と気象学と幾何学との後から書かれたものでこれ等の序説の意味をも有っている)。これはデカルトの母国語であるフランス語で書かれた殆ん....
道徳の観念」より 著者:戸坂潤
、特にカントの批評的道徳哲学はここに与って力があった。T・H・グリーンの『倫理学序説』は、ドイツ哲学によって講壇化された処のイギリス倫理学、の代表だと云ってもい....
読書法」より 著者:戸坂潤
hode〕 である(之は屈折光学と気象学と幾何学との後から書かれたものでこれ等の序説の意味をも有っている)。これはデカルトの母国語であるフランス語で書かれた殆ん....
連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
種々の議論があるであろうが、ここではもちろんそれは問題にしない。この論文の始めの序説中、日本人の独創能力に乏しい事を述べた一節に、チャンバレーン博士の言ったとい....
コーヒー哲学序説」より 著者:寺田寅彦
ィン文学があまりに多きを悲しむ次第である。 コーヒー漫筆がついついコーヒー哲学序説のようなものになってしまった。これも今しがた飲んだ一杯のコーヒーの酔いの効果....
技術の哲学」より 著者:戸坂潤
扱おうと思ったのである。 この問題についてはまだまだ書くことがあると思うから、序説の積りで之を出版したいと考える。――検閲にそなえるために正確に云い表わせない....
イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
は当分果すことは出来ないと思うが、この書物を出版することによって、約束の科学論の序説に代えたいと考える。 この書物を出版するには多くの人々の好意がなければなら....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
出来るという、もう一つの点を見落してはならない。西田哲学の凡ゆる部分が「形而上学序説」の意味を有つことが出来るのである(岩波講座『哲学』第十四回配本参照)。で西....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
影響と交叉する。カントの極く晩年の『物理学』を除いては、カントの自然哲学は、その序説と見るべき『自然科学の形而上学的原理』につきると云っても好いかも知れないが、....
辞典」より 著者:戸坂潤
inzipien der Wissenschaftslehre)を出版。『知識学序説』第一及び第二(Erste und zweite Einleitung in....
カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
一大|破綻《はたん》への導火線をなしたのであり、その前後の叙述こそは自分の第一の序説的小説の主題、というよりは、その外面的な方面を形づくっているのである。しかし....
純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
が経済学の定義を与えようとしているのは、「経済学の体系について」と題する第四編の序説の当初においてである。そこで彼が下している定義は次の如くである。「経済学、立....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
博士『古代研究』三冊、武田祐吉博士『国文学研究』三冊、西田直二郎博士『日本文化史序説』、高野辰之博士『日本歌謡史』等を推したい。いずれも名著の誉れの高いものであ....
三稜鏡」より 著者:佐左木俊郎
ようにして博士の口元を凝視しているのであった。 初講義の挨拶を兼ねての、総論的序説と云うよりもそれはむしろ、怖ろしい奇術の前口上を聞いているようで、私は背中の....
認識論としての文芸学」より 著者:戸坂潤
的考察も実は芸術的価値の問題をねらっていたわけで(少なくとも『イギリス文学史』の序説はそうだ)ギュイヨーによって一応その論理学としての目的が果された(ギュイヨー....