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「府君〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

府君の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
ます」と、崔は一応辞退した。 「お嬢さまは侍中の呉質というかたの娘御で、平陵の劉府君の奥様ですが、府君はさきにおなくなりになったので、唯今さびしく暮らしておいで....
富貴発跡司志」より 著者:田中貢太郎
た。紗燈の光は朝服をした端厳な姿の官人を映しだした。 友仁はすぐこれは城隍祠の府君であると思った。官人はやがて正殿に登って坐った。するとかの判官たちが、順々に....
三国志」より 著者:吉川英治
筆の弔文を読んだ。 惟、大漢ノ建安十五年。南陽、諸葛亮、謹ンデ祭ヲ大都督|公瑾周府君ノ霊前ニ致シテ曰ウ。 嗚呼公瑾不幸ニシテ夭亡ス、天人|倶ニ傷マザルハ非ズ……....