座が白ける[語句情報] » 座が白ける

「座が白ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

座が白けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
向から突き飛ばされて、興ざめ顔に黙ってしまった。 傍に坐っていた切波千寿は、一座が白けるのを恐れたのであろう。取做し顔に、微笑を含みながら、 「ほんに、坂田様....
淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
、とかく一人で取持って切廻し過ぎるのでかえって人をテレさせて、「椿岳さんが来ると座が白ける」と度々人にいわれたもんだ。円転滑脱ぶりが余りに傍若無人に過ぎていた。....