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「座付作者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

座付作者の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
が少なくなかった。手を着けてはならないと井上氏が宣告して置いたにも拘らず、俳優や座付作者たちから種々の訂正を命ぜられた。我々もよんどころなく承諾した。三幕目の常....
寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
で「乳房榎」を上演し、翌三十一年二月には同座で「真景累ヶ淵」を上演した。いずれも座付作者の新作で、作者は竹柴万治であったように記憶している。前者は一種の怪談物で....
足のない男と首のない男」より 著者:坂口安吾
はそのせゐなのである。 彼は熱療法の病院を退職すると、その次には浅草の安来節の座付作者になつて、まつたくどうも、かういふところにも脚本家などの必要があつたのか....
我が人生観」より 著者:坂口安吾
る。開幕をまつまでの見物人のことまで考えるに至るから、事ここまで思うに至っては、座付作者でもない私に筆の進むはずがなくなってしまう。第一、劇場も、雰囲気も、どこ....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
私塾の一つに数えられていた。大阪朝日の旧社員の土屋大作や、今は故人となった帝劇の座付作者の右田寅彦兄弟も同塾であったそうだ。然るにイタズラ小僧の茶目の二葉亭は高....