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廃市
「廃市〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
廃市の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世界の寡婦」より 著者:宮本百合子
一次大戦の惨禍は生きているものに、平和を警告しつづける記念物として、ヴェルダンの
廃市に一望果ない戦死者墓地となってのこっていた。パリの華麗なシャン・ゼ・リゼのつ....
「雨滴」より 著者:宮本百合子
日々を、心ならずもいやな事、心を悩ます事の多い中で暮して居るのであるから、どこの
廃市にも、満ち満ちて居る自然美になつかしむ心さえあれば、何もことさらの金と時間を....