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廃鉱
「廃鉱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
廃鉱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
とつで、鉱夫と一緒になって働いた人であるし、夫人は夫を信頼して、狐狸の住家だった
廃鉱の山へ来たという、東京生まれの女性であっただけに、大変あたしを愛《いと》しん....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
という素朴の感情のほかに、自分らの肉体に精密器械のような緻密性を課したのである。
廃鉱にたどりつくと、息をつく間もなく採鉱を開始する。 重力偏差計で鉱脈をさがし....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
った。こうして冒険を続けながら、めざす二道河子の鉱山にたどり着いた。しかしどうも
廃鉱らしい。ともかく金鉱とおぼしきものを採掘し、草河口を回って全くの無一文で三週....