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延岡
「延岡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
延岡の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「坊っちゃん」より 著者:夏目漱石
って――半分は当人の希望です」 「どこへ行《ゆ》くんです」 「日向《ひゅうが》の
延岡《のべおか》で――土地が土地だから一級俸|上《あが》って行く事になりました」....
「青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
治になりましてから軍医を志願しまして、西南戦争にも従軍しました。そのとき、日向の
延岡で流弾にあたって左の足に負傷しまして、一旦は訳もなく癒ったのですが、それから....
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
門、臼砲三十門であった。その外後に薩、隅、日の三国で新に徴集したもの、及、熊本、
延岡、佐土原、竹田等の士族で来り投じたものが合せて一万人あった。この兵力に加うる....
「河童小僧」より 著者:岡本綺堂
頃は安政の末、内藤家(
延岡藩)の江戸|邸に福島金吾という武士があった、この男、剣術柔術が得意で、随って....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
どしたが、その後久留米藩ではあまり数学が引き続いて重んぜられた様子もないし、日向
延岡の内藤侯も数学に通じ、久留島、松永の両大家を抱えてもいるし、久留島は
延岡に下....
「かたき討雑感」より 著者:岡本綺堂
なかった。ただし兄の遺骨をたずさえて帰国することを許された。内藤家の藩地は日向の
延岡であるが、その帰国の途中、高野山その他の仏寺を遍歴参拝することは苦しからずと....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
城がほとんど西側の国々に在りました。これに引きかえ裏九州には、中津、大分、臼杵、
延岡、宮崎、都城の如き町々はありますが、表九州の都には比ぶべくもありませんでした....