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延長線
「延長線〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
延長線の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
以来のドイツの猛撃は瞬時にオランダ、ベルギーを屈伏せしめ、難攻と信ぜられたマジノ
延長線を突破して、ベルギーに進出した仏英の背後に迫り、たちまち、これを撃滅し、更....
「死の快走船」より 著者:大阪圭吉
て細長い草地が行き詰って、密林に立ち塞がれた前方の、今私達が辿っている奇妙な跡の
延長線上に、恰度大きな黒犬が蹲った位の、訳の判らぬ品物が見えて来た。私達は心を躍....
「気狂い機関車」より 著者:大阪圭吉
器の西方へ振落される事は絶対にないのです。そして、何よりも先ず、こちらの一番線の
延長線上を見て下さい。ほら、亙り線と違って、雪が積っていないじゃあないですか!―....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
麺麭を千切って浮かすことの好きなミドルエセックス州の代言人や、絶えず来年度の鉄道
延長線の計画を確かな筋から聞き込んだと吹聴しているプラハの土地利権屋や、コルセッ....
「作家的思想」より 著者:豊島与志雄
作者自身の呼吸に在る。作品全体の詳細な解釈をすることをやめて、以上の不備な引用の
延長線上に於て、直ちに云えば、作者は最後にほっと吐息をしているのである。 そし....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
した部隊は仏軍の意表に出でて五月十日既にセダン附近に於てマースを渡河し、マジノの
延長線を突破したのである。 シュリーフェン以来独軍の主力は右翼にあるものと定ま....