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建保
「建保〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
建保の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ある回想から」より 著者:宮本百合子
文学における能動精神がフランスから紹介されたが、近代の市民生活の歴史をもたず、封
建保守の傾きのつよい当時の日本の作家の雰囲気の中には、いつも、こうむる弾圧は、左....
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
彩をいやがうえにも陰惨にして見せた。 その鎌倉の地震のうちで大きかった地震は、
建保元年五月の地震で、それには大地が裂け、舎屋が破壊した。この
建保年間には、元年....
「法然行伝」より 著者:中里介山
法然も聖覚も共に瘧病が落ちたとのことである。 法然の三回忌の時には追善の為に(
建保二年正月)この法印は、真如堂で七日間説教をしたがその終りに、 「もしわしがこ....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
きた。こうした歌の入れ換えは、竟宴の後も引きつづき行われ、最後的に出来上ったのは
建保四年(一二一六)十二月のことだった。このときに成立した御本は最後的な決定本と....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
然悶着を生ずるの機会が多かったに相違ない。問題の起った仁治寛元よりも三十余年前の
建保元年十月に、清水寺の法師らが寺家を延暦寺の末寺に寄付せんとして、これがために....