建武の中興[語句情報] » 建武の中興

「建武の中興〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

建武の中興の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
れるような篤志家のあることがわかる。その写本の中には、こういうことが説いてある。建武の中興は上の思し召しから出たことで、下々にある万民の心から起こったことではな....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
り三百年の重しのかかった勢いでないことには、この内外の多難は救われない、たとえ、建武の中興が成ったとしても、帰するところは、やはり武家の世だ、かりに、徳川家に代....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
はあげて非情な時代だったのだ。そしてそんな非情な人心によってつくり出された次の“建武の中興”が、さらにどんな地上を招来したか、それを近代の目で捉えてみたい。 ....