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建礼門院
「建礼門院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ざいますよ」 「松田源太夫――あんまり聞いたことのない名じゃ」 「源頼朝公から、
建礼門院様お目附のために差しつかわされた鎌倉の御家人《ごけにん》の名でございます....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
又八は、ここで弱音を揚げてはと思い、
かかりしほどに
法皇は
文治二年の春の頃
建礼門院の大原の閑居
御覧ぜまほしゅうは
思し召されけれども
二月弥生のほどは
....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
冬も籠っていたものと思う。 世を避けた歌法師はともかく、清盛のむすめ平ノ徳子(
建礼門院、高倉帝ノ中宮、幼帝安徳天皇ノ母)が壇ノ浦の後、ここの寂光院に、三十の若....