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弁正
「弁正〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
弁正の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
故か、道家に尹喜《いんき》穀を避けて三日一たび米粥を食い白馬血を啜《すす》り(『
弁正論』二)、黄神甘露を飲み※※《きょきょ》の脯《ほじし》を食うという。これは牡....
「連環記」より 著者:幸田露伴
大江|定基が三河守になっていた時である。定基は大江|斉光の子で、斉光は参議|左大
弁正三位までに至った人で、贈従二位大江|維時の子であった。大江の家は大江|音人以....
「親鸞」より 著者:三木清
失せん。」 ところで親鸞は拝天、祠鬼、占星等の迷信について論ずるに当り、特に『
弁正論』を引いて、道家の思想を批判している。道家の思想は多く迷信を生ぜしめたから....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
には大舎人の信連がひかえ、廊の立礼には、葉室ノ前大納言|長隆、頭ノ中将宗兼、右中
弁正経などのすがたが見えた。宮は、黙然お通りあって、そのまままッすぐに殿上のほう....