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弊習
「弊習〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
弊習の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
交際の大事である、上下協力して共に王事に勤労せよ、現時の急務は活眼を開いて従前の
弊習を脱するにあると心得よ、とも告げてある。 これは開国の宣言とも見るべきもの....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
ら数えるとすでに三十余年、劇場内外の形勢は著るしく変わった。勿論、今日でも種々の
弊習や欠点はあるが、その当時に比較すれば、大体においては夜と朝ぐらいに違っている....