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「弓袋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

弓袋の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
で、大切になさるのだと聞きました。馬場はまた弓射場にもなっているので、月に幾日か弓袋を持った人が出入して、的に中る矢の音が聞えます。その人たちの休む仮屋が片隅の....
私本太平記」より 著者:吉川英治
いただきましょう」 「来る? きっとだね」 不知哉丸は、ひと間のうちへ入って、弓袋を解き、美しい弓を片手にすぐ庭へ駈けおりていた。そして北庭の的場の方へ走って....