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引き被
「引き被〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
引き被の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「五重塔」より 著者:幸田露伴
の七蔵爺を出しやりぬ。 耄碌頭巾に首をつつみてその上に雨を凌がん準備の竹の皮笠
引き被り、鳶子合羽に胴締めして手ごろの杖持ち、恐怖ながら烈風強雨の中を駈け抜けた....
「恐怖城」より 著者:佐左木俊郎
とをその心臓に感じながら、紀久子はじっと部屋の中を見回して、それから静かに夜具を
引き被《かぶ》った。しかし、彼女はやはり眠ることができなかった。なにかしら恐ろし....
「足迹」より 著者:徳田秋声
叔父さんは……。」と、お庄はこの前のことを思い出した。 「だって叔父さんが一人で
引き被るわけのものでもあるまいがね。」と、母親も台所の隅に突っ立って溜息を吐いて....
「野分」より 著者:夏目漱石
くず》した五六輪を、淡い色で織り出したテーブル掛《かけ》を、雑作《ぞうさ》もなく
引き被《かぶ》せて、末は同じ色合の絨毯《じゅうたん》と、続《つ》づくがごとく、切....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
しないがいいぞよ」 「……すみません」 と、手をつかえる。そして、渋紙の蒲団を
引き被ごうとすると、その下から、なにか電光のような眼をした生き物が飛びだし、自分....