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引っ張り凧
「引っ張り凧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
引っ張り凧の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「怪星ガン」より 著者:海野十三
がひとりもなくなったことによっても知れる。 そのまえに、三根夫少年はみんなから
引っ張り凧だった。三根夫が一日はやく怪星ガンの町を見てきているので、町のようすに....
「カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
人が一人、それに婦人という婦人が、猫も杓子《しゃくし》も加勢して、四方から令嬢を
引っ張り凧《だこ》にして御機嫌を取りにかかった。令嬢はたちまち舞踏会やピクニック....
「大捕物仙人壺」より 著者:国枝史郎
。それが上流に愛されて、豊かな生活をすることが出来た。 貴顕富豪に持て囃され、
引っ張り凧の有様であった。 勝海舟は風流人で、茶屋の女将や相撲取や諸芸人を贔屓....