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引っ担ぐ
「引っ担ぐ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
引っ担ぐの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「魔都」より 著者:久生十蘭
のだが、何しろ加十は狼狽しているものだからそれが眼に入らない。いきなり肩へ鶴子を
引っ担ぐと一切夢中の態《てい》で小径を登って行く。
つい今し方まであんなにも陽....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
らお通が、池心の火へ向って、悲鳴をあげようとすると、又八はその口を手拭で縛って、
引っ担ぐように、堂の中へ抛りこんだ。 そして、木連格子を抑えながら、彼方の火影....