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「引板〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

引板の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二、三羽――十二、三羽」より 著者:泉鏡花
た水鳥ほどの羽音を立てて、畷行き、畔行くものを驚かす、夥多しい群団をなす。鳴子も引板も、半ば――これがための備だと思う。むかしのもの語にも、年月の経る間には、お....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
形なども同じことで、半日も見ていればこれが人間でないことは鳥にもわかる。雀なども引板鳴子には驚くが案山子の頭には折々は来てとまるかも知れない。 これでは困ると....