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「引綱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

引綱の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ぜ。舌を噛み切るからね」 顎十郎とひょろ松が、それへ乗る。 「それッ、行け!」引綱へ五人、後押しが四人。公用非常の格式で、白足袋|跣足《はだし》の先駈けが一人....
秋空晴れて」より 著者:吉田甲子太郎
した間違いか、もう一本の吊鎖が外れたのだ。その拍子に、人夫たちのたぐり寄せていた引綱も、彼等の手からぐいっと持ってゆかれて、すべり落ちてしまったのだ。平均を失っ....