引馬[語句情報] » 引馬

「引馬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

引馬の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
た。 「どちらかでお見かけ申したように思いますよ」 二人の間には火鉢があって、引馬野《ひくまの》を渡って来る夜風が肌寒いから、竜之助は藍木綿《あいもめん》の着....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
ならぬなら、或はウネメラノとラを入れてはどうか知らん。 ○引馬野ににほふ榛原いり乱り衣にほはせ旅のしるしに 〔巻一・五七〕 長奥麿 大宝....
怪異黒姫おろし」より 著者:江見水蔭
人も立ちすくんだ。手代り四人も茫然とした。持槍、薙刀、台笠、立傘、挟箱、用長持、引馬までが動揺して、混乱せずにはいられなかった。 それは併し間もなく吹き抜けて....
放免考」より 著者:喜田貞吉
の下部童 院の御飾馬の御廏舎人時廉 同口取右近将曹秦兼国 同 左近府生下毛野敦助引馬の御廏舎人国次 同口取殿下右府生下毛野敦景 同 右番長秦兼長 放免が衣服の....