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弟橘媛
「弟橘媛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
弟橘媛の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
えすこともできなくなってしまいました。 そのとき命がおつれになっていたお召使の
弟橘媛は、 「これはきっと海の神のたたりに相違ございません。私があなたのお身代わ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ともに没した莫大の金額も古人なら竜宮を賑《にぎ》わし居ると信じたはずだ、わが邦の
弟橘媛《おとたちばなひめ》古英国のギリアズンなど最愛の夫を救わんと海に入ったすら....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
紀』に日本武尊東夷を平らげて碓日坂《うすひさか》に到り、前日自身に代って水死した
弟橘媛《おとたちばなひめ》を追懐して東南を望み、吾嬬《あずま》はや、と三たび嘆じ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
れが正解と判断し能わぬ。 『日本紀』七に日本武尊東征の帰途、毎《つね》に水死した
弟橘媛《おとたちばなひめ》を忍びたもう。故に碓氷嶺《うすひね》に登りて東南を望み....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
うかこの※代を傷つけて下さいませ。いいえ、それよりも生命をおめし下さいませ。昔、
弟橘媛《おとたちばなひめ》が日本武尊《やまとたけるのみこと》のために、おん身を犠....