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弥五
「弥五〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
弥五の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「勘平の死」より 著者:岡本綺堂
ているのを、店の若い者庄八と長次郎が介抱している。若い番頭和吉、二十四五歳、千崎
弥五郎のこしらえで少しくあとに引きさがって眺めている。同町内の呉服屋のせがれ伊之....
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
の秋……やはり丁度今頃のことじゃと覚えている。お前も識っているであろう。この村の
弥五六という男……。あの男が暗い夜に、小町の水の近所を通ると、ここらには珍しい美....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
をして、長次郎は湯や茶の世話をしていたようでした。和吉は役者でございまして、千崎
弥五郎を勤めて居りました」 「それから、おかしなことを伺うようですが、若旦那は芝....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
ざる」と、梶井は説明した。 豊臣秀吉が朝鮮征伐のみぎりに、高島が十代前の祖先の
弥五右衛門は藩主にしたがって渡海した。その時に分捕りして持ち帰ったのが彼の二品で....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
めもしないで捨てて置いた。 事件の起った晩にあつまったのは、佐兵衛、次郎兵衛、
弥五郎、六右衛門、甚太郎、権十の六人で、今夜は後《のち》の月見というので、何処か....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
膝の前の煙管をひき寄せた。「旅へ出てならともかくも、江戸の芝居で、わたしに判官と
弥五郎を使わせてくれる。役不足どころか、有難い位のものさ。だが、どうも気が乗らな....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
と、半七はきいた。 「今度のは飯田|町《まち》の池崎さまの中間たちです」 池崎
弥五郎は麹町の飯田町に屋敷をかまえている千二百石の旗本である。その中間のひとりが....
「番町皿屋敷」より 著者:岡本綺堂
忠義者ではあるが、これも独身の老人で元来が無頓着の方である。そのほかには鉄之丞、
弥五郎という二人の若党と、かの権次、権六という二人の奴と門番の与次兵衛と、上下あ....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
れることで、熊本の細川家と仙台の伊達家との家臣が争っている。この事は鴎外の『興津
弥五右衛門の遺書』に書いてある。そんな時代の趨勢から見れば、夾竹桃ぐらいが伝って....
「仇討三態」より 著者:菊池寛
錦を飾ったことである。 それが、なんという辛抱強い敵討であったろう。兄弟の父の
弥五兵衛が、同藩士中六左衛門の家で、囲碁の助言から滝沢休右衛門に打たれたのが、文....
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
上 小野川宇源次 同じ座のわかしゅ形 藤田小平次 同上 仙台
弥五七 同じ座の道化方 服部二郎右衛門 同じ座の悪人形 金子吉左....
「鴉片を喫む美少年」より 著者:国枝史郎
1 (水戸の武士早川
弥五郎が、清国|上海へ漂流し、十数年間上海に居り、故郷の友人吉田惣蔵へ、数回長い....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
雑沓の中には種々雑多の見世物小屋が客を呼んでいた、のぞき屋は当時の人気もの熊太郎
弥五郎十人殺しの活劇を見せていた、その向うには極めてエロチックな形相をした、ろく....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
「控えろッ。ことごとに人を食ったことを申して、許しがたきやつじゃ。比丘尼店家主|
弥五六《やごろく》の訴えたところによると、そのほう当年八歳になるせがれ仁吉《にき....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
き 右まさに受け取りそうろうなり 佐久間町 駕籠留《かごとめ》 増屋《ますや》
弥五右衛門《やごえもん》殿 金くぎ流でそう書いた受け取りなのでした。 「なるほ....