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弱敵
「弱敵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
弱敵の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「長篠合戦」より 著者:菊池寛
手本とす。 三、敵の冑の吹返し俯き、指物動かずば剛敵、吹返し仰むき、指物動くは、
弱敵なり。 四、槍の穂先上りたるは
弱敵、下りたるは剛。 五、敵勢盛んなる時は支え....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
手柔かに」 ピタリと二人は睨み合った。左膳は目録の腕前である。しかし葉之助には
弱敵だ。「かまうものか。やっつけろ。ええと今度は絶妙剣、そうだこいつで片付けてや....
「三国志」より 著者:吉川英治
みな城門のうちへ逃げこんでしまうといったような有様だった。 樊城は包囲された。
弱敵に囲まれたのとちがい、名だたる関羽とその精鋭な軍に包囲されたのであるから、落....