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「当来の導師〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

当来の導師の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
く》を持って祈祷《きとう》などをするのだろうと聞いているうちに、 「南無《なむ》当来の導師」 と阿弥陀如来《あみだにょらい》を呼びかけた。 「そら聞いてごらん....
『新訳源氏物語』初版の序」より 著者:上田敏
、ただ翁びたる声にて、額づくぞ聞ゆる」は更に深く民衆の精神を窺わしめる。「南無、当来の導師」と祈るを耳にして、「かれ聞き給へ、此世とのみは思はざりけり」と語る恋....