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「形式社会学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

形式社会学の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
読書法」より 著者:戸坂潤
的武器として取り上げられるものは、いうまでもなく史的観念論である。それは又次に、形式社会学としては、歴史的社会における一切の歴史的原理を放逐し、そうしておいて逆....
イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
れる。 だが彼が茲で社会学と呼んでいるものは、特にドイツの産物である処の、かの形式社会学でなければならないと云うのである。 併しこの社会学に、もう一つの限定....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
会的な形式――社会諸形式――をその独特の対象とすれば好い。G・ジンメルはこうした形式社会学の初めであった。之は他の諸社会科学と並存する一つの社会科学に過ぎない。....
辞典」より 著者:戸坂潤
学なるものの性質は多くの異説があるにも拘わらずほぼ共通な科学的特色を有っている(形式社会学はこの特色を最も露骨に代表する)。ところが所謂社会学者の内でも優れた学....