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彦根城
「彦根城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
彦根城の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
あの小高い木の間に白い壁がちらちら見える、あれが井伊掃部頭《いいかもんのかみ》の
彦根城だ。それからまたずんと南寄りに、石田三成の佐和山の城あとが一段高く、その間....
「東上記」より 著者:寺田寅彦
藤太の名と共にいつまでも稚き耳に響きし事は忘れざるべし。湖上の景色見飽かざる間に
彦根城いつしか後になり、胆吹山に綿雲這いて美濃路に入れば空は雨模様となる。大垣の....
「『七面鳥』と『忘れ褌』」より 著者:佐藤垢石
訳であるから、篤姫一生の心身は、お察しして見て哀れである。 桜田門外に邸を持つ
彦根城主井伊|直弼は、安政五年四月二十二日、このような将軍の下に大老となった。井....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
着手されていた。その大規模なものだけでも、江戸城、名古屋城、駿府城、越後高田城、
彦根城、亀山城、大津城――等々々。 この伏見城の土木へ日稼ぎに来る労働者の数だ....