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彫付け
「彫付け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
彫付けの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「食魔」より 著者:岡本かの子
へ流浪した西班牙王属出の吟遊詩人が用いたものだといっていた。柱にラテン文字で詩は
彫付けてあるにはあった。彼はそこで起上って画を描き続けた。 癌はときどき激しく....
「飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
か実際判然しないのですけれども、何うも文字らしく思われるのです。勿論、刃物の尖で
彫付けたもので、何十行という長いものです。あれが悉皆判れば余ほど面白かろうと思う....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
の向横町を真直に這入りますと、突当りに香取神社の鳥居がありまして、傍に青面金剛と
彫付けた巨きな石塚が建って居ります。鳥居から右へ曲ると高梨の家で、左右森のように....
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
さ》びて見えまする。が、深彫《ふかぼり》で、小日向服部坂深見新左衞門二男新吉、と
彫付けてある故、
新「伯父さん是は何《なん》だねえ私の名だね」
勘「アイ、そ....
「後の業平文治」より 著者:三遊亭円朝
諫、それを藤原喜代之助が見兼て母に詫入れ、母は手ずから文治の左の腕に母という字を
彫付け、「以来は其の身を母の身体と思って大切にいたせよ」と申付けまして、それから....
「悟浄出世」より 著者:中島敦
ときかたわらに一つの石碑あり。上に流沙河《りゅうさが》の三字を篆字《てんじ》にて
彫付け、表に四行の小|楷字《かいじ》あり。 八百流沙界《はちひゃくりゅうさのか....