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往にし
「往にし〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
往にしの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
い音のあるのは不思議である。 ○ 武蔵野の小岫が雉立ち別れ
往にし宵より夫ろに逢はなふよ 〔巻十四・三三七五〕 東歌 「岫」は和名鈔に山穴似....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
そうな。……で、宮将軍へ付くか足利へ寄るか、とまたもや武士みな去就の迷いを右往左
往にしておりますので、それを嗤ったのかもしれませぬ」 「ふーむ」 「かたがた、こ....