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往復葉書
「往復葉書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
往復葉書の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新郎」より 著者:太宰治
は学生たちばかりでなく、世の中の人たち皆に、精一ぱいの正直さで附き合いはじめた。
往復葉書で、こんな便りが来た。 ――女の決闘、駈込み訴え。結局、先生の作品は変....
「善蔵を思う」より 著者:太宰治
じますので御多忙中ご迷惑でしょうが是非御出席、云々という優しい招待の言葉が、その
往復葉書に印刷されて在り、日時と場所とが指定されていた。私は、出席、と返事を出し....
「社会と人間の成長」より 著者:宮本百合子
しある方たちはまだ帰って来ません。手紙は来るようになりました。赤十字の印のついた
往復葉書で手紙が来るのです。このごろ私たちはまるで知らない人から、そういう葉書を....
「「陰獣」その他」より 著者:平林初之輔
。 三 探偵小説は芸術 探偵小説は芸術かという問いをいつか『探偵趣味』か何かで
往復葉書で集めたことがあり、その時私は「むろん芸術だ」と答えたとおぼえておるし、....