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「往航〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

往航の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宝島」より 著者:佐々木直次郎
その島へ向って走り、昼夜油断なく見張りをしていた。最も多くに見積っても、私たちの往航の最後の日に当る頃のことであった。その夜のうちか、遅くとも翌日の正午前には、....
復活祭」より 著者:久生十蘭
考えこんでいた。 「ホテルへ帰るまでに話をつけてしまおう。五日前、ウイルソン号が往航で横浜へ入った。ミイが船で仕事をしていると、小原の野郎がやってきて、ユウにひ....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
東経に移りたるために、九日よりただちに十一日に飛び越し、十日は零日となる。米国に往航するときには一日の余日を生じ、日本へ帰航するときは一日の空白を生ずるなり。 ....