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「待賢門院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

待賢門院の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
れぬる春もいくとせ 治まらぬ世の人ごとのしげければ桜かざして暮らす日もなし 新待賢門院。後醍醐の妃。隠岐へお伴された。後村上天皇の御母儀。後皇后に昇られ、正平....
私本太平記」より 著者:吉川英治
稀になりにけり わが世の末の ほどぞ知らるる と、詠み出られた一首を、看護の新待賢門院廉子へお示しになっていたという。 そのお歌にもはや、これまでの後醍醐に....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
る男女の出家は、みな前時代の遺習を継いだものといえよう。――西行、文覚、池ノ尼、待賢門院、信西、為義、妓王妓女と仏御前――なお先々には小督の局、康頼の出家、滝口....